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プレスリリース 2023/10/06

〜「ブタ用経口ワクチン・飼料添加物」を東南アジアへ〜

経済産業省の起業家育成・海外派遣プログラム「J-StarX」シンガポール・インドネシアコースにKAICOが採択

KAICO株式会社(福岡市西区、代表取締役:大和建太、以下:KAICO)は、2023年10月23日~11月3日と11月20日~11月24日に、シンガポール及びインドネシアにて行われる経済産業省主催の海外派遣プログラム「J-StarX(ジェイ・スターエックス)」のシンガポール・インドネシアコース参加企業として採択されましたことをお知らせいたします。
本採択は、国内での事前プログラムや審査等を経て、今後海外での成長が期待されるスタートアップとして評価をいただき、派遣が決定いたしました。

◆   「J-StarX」概要

 J-StarXは経済産業省主催の起業家育成・海外派遣プログラムです。世界を舞台に活躍する起業家輩出に向け、志高い挑戦者に、世界のトッププレイヤーと繋がり、学ぶ機会を提供しチャレンジを後押しします。本プログラムを通して、誰もが挑戦できる土壌づくりや次の時代を創り出すエコシステム形成を行い、日本からスターが生まれ、世界が輝き照らされる未来創造を目指します。

J-StarX 公式サイト

◆   本海外派遣プログラムへの参加意義

現在開発中である豚用経口ワクチンまたは飼料添加物を、先行しているベトナムに次ぐ市場としてシンガポールとインドネシアへの展開も考えています。今回の採択を受け、事業開発責任者をプログラムに参加させることにより現地の市場調査を行い、市場性を把握するとともにパートナー企業候補との面談を通して本地域での交流を深め海外展開加速に繋げていきます。

経口ワクチン・飼料添加物とは
経口ワクチンとは、注射ではなく、口から摂取することで抗体価を上げるワクチンです。九州大学からの技術導出を受けたKAICOのコア技術、昆虫カイコで目的タンパク質をつくる方法(カイコ-バキュロウイルス発現系)において、ブタ用経口ワクチンの原薬となる抗原タンパク質の生産に成功しています。この抗原タンパク質は、経口ワクチンとして薬事承認を目指す一方で、飼料添加物として飼料に配合して流通させる事業も進めています。

◆ 本プログラム参加者 事業開発責任者:「大澤暢史」のコメント

KAICOでは、注射型ワクチン接種による畜産農家や家畜動物の負担軽減および生産性向上に寄与するため、カイコを用いた経口ワクチン/飼料添加物の開発を進めています。

「J-StarX」シンガポール・インドネシアコースへの参加により、現地市場環境の理解を深めるとともに現地エコシステムとのネットワークを構築することで、先行するベトナムでの事業に加え東南アジアを軸にさらなる海外展開を推進し、弊社が掲げるミッションである「蚕で世界を変えていく。」ことの実現を目指します。

◆   KAICOとは

KAICOは、『蚕で世界を変えていく。』というミッションのもと、難発現タンパク質の医薬品・診断薬・試薬を開発することを目的に、2018年4月に設立した九州大学発のベンチャーです。蚕の体内で自在にタンパク質を作って新薬を開発するという、ビジネスに挑戦しています。

九州大学のオリジナルカイコを利用しカイコ・バキュロウイルス発現法により、研究試薬やワクチン、診断薬などの大きな潜在需要がありながら、低コスト生産が実現できていない難発現性タンパク質を大量生産できる生産プラットフォームを商業的に構築し、多くの開発パートナーと新しい医薬品・診断薬・試薬の開発を進めています。また、自社独自の開発も行なっており、実例では新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を開発し、抗体測定サービスを21年9月にリリースしました。カイコで作ったタンパク質抗原を用いて経口ワクチンとする特許を出願し、人用・動物用の経口ワクチン開発を行なっております。

◆   本件に関する問い合わせ

会社名   KAICO株式会社
代表者   代表取締役 大和建太
設立日   2018年4月2日
本社所在地 福岡県福岡市西区九大新町4-1
事業内容
(1) タンパク質の受託発現
(2) 試薬・診断薬・医薬品原料の製造・販売
HP     https://www.kaicoltd.jp