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Service Productサプリメント事業

KAICOでは九州大学宮崎演習林で発見された冬虫夏草の一種であるサナギタケ(C. militaris)を生きたカイコで培養することに成功し、サプリメントや化粧品の原料として研究開発を進めています。

九州大学で発見されたサナギタケ

九州大学は、宮崎県椎葉村に2916ヘクタール(山手線内の半分弱の面積に相当)にもなる演習林を保有しています。1939年から80年以上にわたって自然環境の調査・研究のためだけに利用され、一般の人が立ち入ることはできないことから、多くの植物や動物が保護されて生存しています。

この演習林で九州大学の日下部教授がサナギタケを発見し、カイコへの植菌による「蚕・冬虫夏草」の人工的な生育に成功しました。

高級漢方「冬虫夏草」

サナギタケは、古くから高級漢方として重宝されてきた冬虫夏草(C. sinensis)の仲間で、コルジセピン、活性酸素除去酵素(SOD)、βグルカン、エルゴステロール、マンニトールなどの有用成分を多く含むことがわかっています。特に「コルジセピン」は免疫賦活、抗肥満、抗腫瘍等の機能があります。2011年からの2021年までの10年間で1200本以上のサナギタケに関する研究論文が発表され、うち500本以上がコルジセピンに関する研究でした。

“生きた蚕”で育てるオリジナル製法

KAICOでは九州大学日下部教授とともにサナギタケを自然に近い状態で育てる方法を開発しました。 試行錯誤の結果、“生きた蚕”を用いて育てるオリジナルの製法を開発し、高品質かつ安定して希少なサナギタケを育てることが可能になりました。

このサナギタケを用いて、サプリメントや化粧品の原料として研究開発を進めています。

KAICO製の冬虫夏草に関する論文はこちら