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お知らせ 2025/06/10

カイコ蛹の家畜飼料利用に関する研究成果がScientific Reports誌に掲載されました

このたび、弊社CTOの谷口雅浩が共著者として参画した学術論文が、英国Nature Publishing Groupが発行する国際科学誌『Scientific Reports』に掲載されましたのでお知らせいたします。

本論文では、牛用飼料における大豆ミール代替タンパク源として、カイコ蛹(自然給餌および人工飼料給餌)の有用性が評価されました。反芻動物における栄養価、ルーメン内発酵特性、ならびに温室効果ガスであるメタン排出量への影響をin vitroで解析した結果、カイコ蛹を配合した飼料を摂取した牛からはメタン排出量が削減されたことが示されました。


【掲載論文】

“From waste to feed: In vitro assessment of spent silkworm by-products and manure-raised housefly as soybean meal substitutes in ruminant feed”

掲載誌:Scientific Reports(Nature Publishing Group)

公開日:2025年5月31日

掲載URL:https://www.nature.com/articles/s41598-025-99934-5