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プレスリリース 2026/06/17

ブタ用機能性飼料添加物「KAICO Powder」、台湾市場への本格展開を開始

Reber Geneticsと販売基本契約を締結、台湾での製品登録を推進

KAICO株式会社(福岡市西区、代表取締役:大和建太、以下「KAICO」)は、自社開発したブタ用機能性飼料添加物『KAICO Powder for Pig(以下「KAICO Powder」)』について、台湾・台北の家畜動物用医薬品メーカーであるReber Genetics(本社:台湾・台北、董事長:江輝邦、以下「Reber」)と販売基本契約(Distributorship Agreement)を締結したことをお知らせいたします。

本契約に基づき、Reberは台湾におけるKAICO Powderの販売パートナーとして、市場開拓および販売活動を推進します。また、両社は台湾での飼料添加物登録に向けた取り組みを開始いたしました。

本件は、2026年3月に両社間で締結した事業提携に関する覚書(MOU)に続くものであり、台湾市場における事業化に向けた重要なステップとなります。

KAICO 代表取締役 大和建太(左)
Reber 董事長 江輝邦(右)

台湾市場への展開およびReber Geneticsとの協業について

台湾では約520万頭[1]の豚が飼養されており、養豚業は畜産業を支える重要な産業の一つです。近年は生産効率の向上や疾病管理の高度化が求められており、生産者の作業負担軽減や安定生産に貢献する新たなソリューションへのニーズが高まっています。

KAICOは、2024年9月にベトナムで飼料添加物として製品登録を完了し、事業展開を進めています。今回、ベトナムで得られた知見や市場実績を活用し、台湾においてもKAICO Powderの飼料添加物登録を進めるとともに、販売・流通体制の構築を推進してまいります。

そのパートナーとなるReberは、台湾において家畜向け動物薬事業を展開しており、養豚業界との強固な販売ネットワークを有しています。また、動物用医薬品および畜産関連製品の登録・販売に関する豊富な知見を有しています。

本契約に基づき、両社はKAICO Powderの製品登録、流通・販売体制の構築、販売促進活動などを進め、台湾市場への導入を目指します。KAICOとReberは、それぞれの強みを活かしながら、台湾の養豚生産者の生産性向上および持続可能な養豚経営への貢献を目指してまいります。


[1] 国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations)より

今後の展望

KAICOは2024年9月にベトナムで飼料添加物として製品登録を完了し、現在事業展開を進めています。また、タイでは主要養豚企業AMCOVETとの共同による野外実証試験を実施しています。

今回の販売基本契約締結により、

  • ベトナム:登録・販売
  • タイ:  野外実証試験
  • 台湾:  登録・販売準備

という形で、アジア地域における事業基盤の構築をさらに加速してまいります。

今後もKAICOは、畜産現場における生産性向上と持続可能な畜産業の発展に貢献する製品の開発・普及を進めるとともに、アジアを中心とした海外展開を推進してまいります。

昆虫“蚕”で世界を変える!KAICOとは

KAICOは、『蚕で世界を変えていく。』というミッションのもと、難発現タンパク質の医薬品・診断薬・試薬を開発することを目的に、2018年4月に設立した九州大学発のベンチャーです。蚕の体内で自在にタンパク質を作ることをコアテクノロジーとして製薬会社等のパートナーと共に新薬を開発するという、ビジネスに挑戦しています。

現在、蚕で作ったタンパク質抗原を用いて経口ワクチンとする特許を出願し、人用・動物用の経口ワクチン開発を行なっています。